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  1. 豊田市議会 2022-06-29
    令和 4年 6月定例会(第6号 6月29日)


    取得元: 豊田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-21
    令和 4年 6月定例会(第6号 6月29日) 令和4年6月豊田市議会定例会会議録(第6号)  令和4年6月29日(水) 午前10時開議  日程第1  議案第95号について  日程第2  議案第65号から議案第95号までについて  日程第3  同意第4号について  日程第4  議員提出意見書第2号及び議員提出意見書第3号について  出席議員(45名)   1番 深津 秀仁   2番 近藤 厚司   3番 杉浦 健史   4番 石川 嘉仁   5番 神谷 丈一   6番 寺田 康生   7番 深谷とおる   8番 山本 義勝   9番 倉山 和之  10番 中尾 俊和  11番 中島 竜二
     12番 大石 智里  13番 榎屋小百合  14番 鈴木 孝英  15番 日當 浩介  16番 吉野 英国  17番 塩谷 雅樹  18番 福岡 靖純  19番 奥村 峰生  20番 海老澤要造  21番 宮本 剛志  22番 水野 博史  23番 岩田  淳  24番 浅井 保孝  25番 杉本 寛文  26番 北川 敏崇  27番 窪谷 文克  28番 木本 文也  29番 板垣 清志  30番 山田 主成  31番 羽根田利明  32番 古木 吉昭  33番 中村 孝浩  34番 田代  研  35番 根本 美春  36番 岡田 耕一  37番 小島 政直  38番 作元志津夫  39番 深津 眞一  40番 山口 光岳  41番 太田 博康  42番 鈴木  章  43番 三江 弘海  44番 都築 繁雄  45番 杉浦 弘髙  欠席議員(0名)  説明のために出席した者の職・氏名    市     長    太田 稔彦    副  市  長    安田 明弘    副  市  長    髙井 嘉親    市長公室長      日比谷友則    企画政策部長     辻  邦惠    総務部長       村上 光彦    市民部長       近藤 雅雄    地域振興部長     松永 浩行    生涯活躍部長     南  良明    子ども部長      竹内  寧    環境部長       清水  章    福祉部長       柴田 徹哉    保健部長       古澤 彰朗    産業部長       西脇委千弘    都市整備部長     阿久津正典    建設部長       早川  匡    消防長        須賀 基文    教育長        山本 浩司    教育部長       三浦 法雄    事業管理者      前田 雄治    上下水道局長     成瀬 光明  職務のために出席した事務局職員の職・氏名    事 務 局 長    水野 智弘    副  局  長    都築 和夫    副  主  幹    近藤 啓史    担  当  長    河橋 敦子    主     査    村瀬 康久    主     査    小杉 哲史    主     査    下川原沙紀     ◎開議宣告 ○議長(板垣清志) ただいまの出席議員は45名です。  前会に引き続き会議を開きます。                         開議 午前10時00分    ◎議事日程決定 ○議長(板垣清志) 本日の議事日程は、お手元に配付しました日程表のとおりですので、御了承ください。    ◎議案第95号について ○議長(板垣清志) 日程第1、議案第95号令和4年度豊田市一般会計補正予算を議題といたします。  議案第95号について、説明者、安田副市長。 ○副市長(安田明弘) 議案第95号について御説明申し上げます。  恐れ入りますが、資料2の2、予算関係議案の要旨の3ページを御覧ください。  表の上段にあります一般会計補正予算で800万円の増額でございます。  5ページを御覧ください。  歳入は全額、21款繰越金で、令和3年度の繰越金の一部を本補正予算の財源とするものでございます。  7ページを御覧ください。  歳出は全額、6款農林水産業費で、明治用水頭首工漏水事故に関連いたしまして、明治用水受益地内で営農している農家等への支援給付金の給付に係る費用でございます。  説明は以上です。 ○議長(板垣清志) 以上で、説明が終わりました。  議案第95号令和4年度豊田市一般会計補正予算については、予算決算委員会において議案質疑を行うこととし、ここでは省略いたしますので御了承願います。  ただいま議題となっています議案第95号については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。  予算決算委員会を議場にて開催いたします。 ○議長(板垣清志) 暫時休憩します。                        休憩 午前10時02分                        再開 午前10時21分 ○議長(板垣清志) 休憩前に引き続き会議を開きます。
       ◎議案第65号から議案第95号までについて ○議長(板垣清志) 日程第2、議案第65号から議案第95号までについてを議題といたします。  各常任委員長から審査結果の報告を求めます。  宮本産業建設委員長。 ○産業建設委員長(宮本剛志) 産業建設委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る6月17日の本会議において、当委員会に付託となりました案件は、議案第75号を始め3議案でした。  6月20日午前10時から南71委員会室において委員会を開催し、慎重審査しました結果、いずれの議案も全会一致にて原案を妥当と認め、承認することに決定しました。  以下、主な審査経過について報告いたします。  始めに、議案第75号豊田市地区計画等の区域内における建築物制限条例の一部を改正する条例について、「今回の条例改正により、高町東山地区が計画に追加され42区画の宅地が予定されているが、周辺道路などの都市基盤整備状況はどのようか」という質疑があり、「道路の整備状況としては、地区の50メートル北側に都市計画道路猿投公園線があり、幹線道路へのアクセスは良好である。地区が接続する既存道路は7メートルの幅員があり、円滑な交通処理が可能となっている。また、上水道・下水道の整備状況としては、地区内にそれぞれ本管が整備されており、それらに接続する計画となっている。地区周辺は一定の都市基盤が整備されており、豊田市市街化調整区域内地区計画運用指針に定めている既存ストックの活用が十分に図られた計画となっている」と答弁がありました。  次に、議案第78号工事請負契約の締結(どんぐり湯長寿命化空調設備修繕等工事)について、「8月下旬から12月中旬に閉館して工事を実施するとのことだが、この時期に工事を行う理由はどのようか」という質疑があり、「給湯ボイラーを含むどんぐりの湯の空調設備は、設置後から既に20年が経過しており、老朽化による修繕も頻繁に発生していることから、早期の更新が必要な状況である。空調設備などの修繕工事の実施に当たっては、稲武地区が寒冷地であることから、冬期の工事を避ける必要があるため、令和3年度から実施しているどんぐり横丁増築工事完成後となる令和4年8月からを工期とした」と答弁がありました。  このほかにも審査の過程において様々な質疑がありましたが、慎重審査をしました結果、冒頭申し上げましたとおり、いずれの議案も全会一致にて承認することに決定しました。  以上をもちまして、産業建設委員会の審査結果の報告といたします。 ○議長(板垣清志) 吉野教育社会委員長。 ○教育社会委員長(吉野英国) 教育社会委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る6月17日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、議案第68号を始め16議案でした。  6月22日午前10時から南71委員会室において委員会を開催し、慎重審査しました結果、いずれの議案も全会一致にて原案を妥当と認め承認することに決定しました。  以下、主な審査経過について報告いたします。  始めに、議案第68号の豊田地域文化広場条例の一部を改正する条例、議案第69号の豊田市美術館条例の一部を改正する条例、議案第71号の豊田市体育施設条例の一部を改正する条例及び議案第73号の豊田市交流館条例の一部を改正する条例について、「本年度キャッシュレス決済を導入する公共施設を選定するに当たり、どのような考えで選定を行ったのか」という質疑があり、「公共施設の設定については、文化施設スポーツ施設といった施設の種類、指定管理か直営かといった施設の運営方法の視点から幅広く選定した。なお、交流館については、令和4年度は利用者が多い5館を選定し、令和5年度には全館導入を予定している。今後これらの施設で利用ニーズを検証しつつ、令和5年度以降のキャッシュレス導入の拡大につなげていく予定である」と答弁がありました。  次に、議案第94号財産の取得(授業用ICTカート)について、「授業用ICTカートは、オンラインでの授業など新しい学習スタイルを推進する機能があると聞いているが、搭載されるプロジェクターを含め、授業用ICTカートの機能及び特徴について確認した上で、子供たちへの効果はどのようか」という質疑があり、「プロジェクターは単焦点型で、黒板やホワイトボードから1メートル以内に設置して投映できるため、操作が簡単で、かつ児童生徒座席配置への影響を最小限にすることができる。光源はレーザーを採用し、映像は高輝度・高精細であるため、子供たちの考えを拡大投映して行うような協働的な学びの授業に、より効果を発揮すると考えている。レーザー光源は光源の寿命が長く、さらに劣化による明るさの低下がほとんどないのも特徴である。なお、カートは児童生徒の机の半分程度の大きさとコンパクトなため、移動が簡単で様々な場所と学習面での利用が期待できる」と答弁がありました。  このほかにも審査の経過において、委員外議員発言も含め様々な質疑がありましたが、慎重審査しました結果、冒頭申し上げましたとおり、いずれの議案も全会一致にて承認することに決定しました。  以上をもちまして、教育社会委員会の審査結果の報告とします。 ○議長(板垣清志) 日當地域生活委員長。 ○地域生活委員長日當浩介) 地域生活委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る6月17日の本会議において、当委員会に付託となりました案件は、議案第74号を始め5議案でした。  6月23日午前10時から南71委員会室において委員会を開催し、慎重審査しました結果、原案を妥当と認め承認することに決定いたしました。  以下、主な審査経過について報告いたします。  始めに、議案第74号豊田市旭高原自然活用村条例の一部を改正する条例について、「バンガローからキャンプデッキに変更する経緯と期待する効果はどのようか」という質疑があり、「バンガローは設置後約40年が経過し、老朽化が著しいことなどから利用者数が減少傾向にあった。一方、近年アウトドア需要が高まり、とりわけテントを用いたキャンプの人気が高いことと併せて、施設の整備費及び維持管理費バンガローと比較して安価で済むことから、効率的な施設運営につながると判断し、キャンプデッキを整備することとした。この整備に伴い、新たに大型テントの貸出しなどにより、キャンプ初心者を含めた利用者の増加を期待している」と答弁がございました。  次に、議案第92号財産の取得(多目的資機材搬送車)について、「今回の更新後に本市が所有する多目的資機材搬送車コンテナの数、想定する災害及び配置場所はどのようか」と質疑があり、「多目的資機材搬送車は2台、コンテナは3基となる。想定する災害及び配置場所は、北消防署に水難事故に対応するコンテナ、多数の病床者が発生した災害に対応するコンテナ及びこれらを搬送する多目的資機材搬送車を配置する。また、中消防署に生物・化学災害等に対応するコンテナ及び多目的資機材搬送車を配置する。なお、リモートコントロール式の消火、排煙車の搬送にも活用する」と答弁がありました。  このほかにも審査の過程において、様々な質疑・意見がありましたが、慎重審査しました結果、冒頭申し上げたとおり、いずれの議案も承認することに決定いたしました。  以上をもちまして、地域生活委員会の審査結果の報告といたします。 ○議長(板垣清志) 岩田企画総務委員長。 ○企画総務委員長(岩田 淳) 企画総務委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る6月17日の本会議において、当委員会に付託となりました案件は、議案第65号を始め4議案でした。  6月24日午前10時から南71委員会室において委員会を開催し、慎重審査しました結果、いずれの議案も全会一致にて原案を妥当と認め承認することに決定いたしました。  以下、主な審査経過について報告いたします。  始めに、議案第65号豊田市市税条例等の一部を改正する条例について、「固定資産税に新たに貯留機能保全区域の特例割合が定められたが、これらはどのような区域で、本市においてはどのような区域が指定可能となるのか」という質疑に対し、「貯留機能保全区域とは、特定都市河川浸水被害対策法により河川沿いの低地や窪地など、雨水を一時的に貯留する機能を有する土地を将来にわたってその機能を保全することを目的とし、土地の所有者の同意を得た上で指定する区域である。また、この区域において貯留機能を阻害するような行為をする場合は届出が必要となり、本市では境川・猿渡川流域内において指定が可能となる」との答弁がありました。  次に、議案第86号財産の取得(情報漏えい対策ソフトウェアライセンス)について。  「今回のソフトウエア導入により、新しいネットワークを構築することが可能となるが、これを構築することより見込まれるメリットはどのようか」という質疑に対しては、「新しいネットワークに移行すれば、全ての業務系パソコンインターネットが利用でき、利便性が向上し、また、今後主流となると言われている便利で安価なインターネット環境上で利用できるクラウドサービスの導入を促進することができる」との答弁がありました。  このほかにも審査の過程において様々な質疑がありましたが、慎重審査しました結果、冒頭申し上げましたとおり、いずれの議案も全会一致にて承認することと決定いたしました。  以上をもちまして、企画総務委員会の審査結果の報告といたします。 ○議長(板垣清志) 浅井予算決算委員長。 ○予算決算委員長(浅井保孝) 予算決算委員会の審査結果の報告を申し上げます。  去る6月17日及び先ほどの本会議において、当委員会に付託となりました案件は、議案第76号を始め3議案でした。委員会を3日間、各分科会を4日間開催し、慎重審査しました結果、いずれの議案も全会一致にて原案を妥当と認め承認することに決定しました。  以下、主な審査経過について報告します。  議案第76号令和4年度豊田市一般会計補正予算、歳入21款1項1目のうち前年度繰越金について、「実質収支についてまだ予算計上されていない分があると認識しているが、予備費や財政調整基金などへの繰入れも含め、今後どのように活用していく予定か」という質疑に対し、「基本的に実質収支の残額は、状況の変化等により新たに必要となる事業を実施する場合に、必要な時期での補正予算の財源として有効に活用していく予定であり、現状では予備費の増額は予定していないが、状況に応じて検討していく」と答弁がありました。  続いて、歳出3款4項4目及び10款5項1目のうちこども園給食運営費、並びに10款6項7目給食センター費について、「物価高騰に対するこども園や学校への給食費支援における補正額の算定根拠はどのようか」という質疑があり、「補正額の算定は、昨年度提供した献立を数個選び、同じ食材で作った場合における経費を昨年度と現時点で比較し、物価上昇を年平均2.5パーセントと見込み算定した。なお、この算定には、給食センター等でできる物価高騰への対応による経費抑制分を加味している」と答弁がありました。  そのほか委員会及び分科会ともに、様々な質疑・意見がありましたが、慎重審査しました結果、冒頭申し上げましたとおり、いずれの議案も承認することに決定しました。  以上をもちまして、予算決算委員会の審査結果の報告とします。 ○議長(板垣清志) 以上で、各委員長の報告を終わります。  ただいまの各委員長の報告に対する質疑を許します。  質疑ありませんか。           〔「進行」の声起こる〕 ○議長(板垣清志) ないようですので、以上で質疑を終わります。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  35番、根本美春議員。 ○35番(根本美春) 私は、日本共産党として、通告に従い討論を行います。  始めに、議案第70号豊田市文化財施設条例の一部を改正する条例について、賛成討論を行います。  豊田市郷土資料館、近代の産業とくらし発見館の閉館後の利活用については、周辺地域住民、市民の意見の反映として情報提供を行いながら、調整・庁内協議を行うとのことであり、市民の意見が尊重された利活用を期待し、賛成の討論といたします。  次に、議案第76号令和4年度豊田市一般会計補正予算について、賛成討論を行います。  補正予算のうち2点について、①歳出3款1項1目生活困窮者仕事と住まいの一体支援費補助金について、6か月の雇用期間終了後でも必要な生活困窮者自立支援事業により支援を実施するとのことで、伴走型の支援の継続として必要と考えます。  ②歳出、物価高騰に対する給食費の食材料費への補助及び栄養バランスなどを考慮した給食の質の確保について、必要な対応と考えます。加えて、来年度においても物価高騰新型コロナ感染症の影響が続く場合、本市独自の施策において給食費の値上げをしないことを申し上げ、賛成の討論といたします。  次に、議案第79号、議案第80号、議案第81号、議案第82号、議案第83号、議案第84号は、いずれも学校保全改修工事工事請負契約であり、一括して賛成の討論を行います。  令和4年度に予定しているトイレ再整備が完了すると、整備率は小学校で79.0パーセント、中学校で74.5パーセントとなり、再整備、洋式化が必要な残りのトイレ箇所数は、小学校で109か所、中学校で62か所であり、残りの箇所の洋式化の早期の完了を期待し、賛成の討論といたします。  次に、議案第86号財産の取得(情報漏えい対策ソフトウェアライセンス)について、反対の討論を行います。  国のデジタル改革関連地方公共団体情報システムの標準化に関する法律の施行を背景として、本市の業務ネットワーク環境標準準拠システムへの移行が進められます。国において、地方公共団体の事務の処理に利用する情報システムの標準化のための基準を定め、本市においては、国が整備する全国的なクラウド上に構築される情報システムを利用することとなりますが、国による情報システムの標準化に基づき、国と自治体行政の相互の間で連携・統合を進めることに対し、個人情報保護の観点からも問題であり、地方自治の趣旨に反することを指摘し、反対の討論といたします。  次に、議案第87号、議案第88号、議案第89号の放課後児童施設の整備について、一括して賛成の討論を行います。  施設の老朽化、参加児童の増加に対応する施設整備は必要であり、施設の規模が拡大されることに伴い、放課後児童クラブの運営において支援員体制も強化するものと考えます。放課後児童育成事業の質の向上を図る上で、児童が安心して過ごせる充実した生活の場の保障として、本市が放課後児童クラブの運営を支える支援員体制の確保・拡充に責任を持って取り組むことを申し上げ、賛成討論といたします。  最後に、議案第95号令和4年度豊田市一般会計補正予算について、賛成の討論を行います。  明治用水受益地農家給付金給付事業費補助金についての質疑・答弁によれば、対象者が確実に給付金の申請、受取りのできる取組が行われ、対象者の考え方については賛成するものであります。  本補正予算は、特例的な給付の範囲で1万円、3万円、10万円であることから、農家の継続した営農基盤と営農への意欲の向上のため、今後の十分な救済について、国・県に対しての要請を強力に行うことを申し上げ、賛成の討論といたします。  以上、討論を終わります。 ○議長(板垣清志) 25番、杉本寛文議員。 ○25番(杉本寛文) 私は、自民クラブ議員団として、今定例会に上程された全ての議案に賛成の立場で討論いたします。  始めに、議案第68号を始めとする議案第69号、議案第71号、議案第73号の条例の一部を改正する条例は、美術館、交流館を始めとする市の公共施設の利用料の決済時に、キャッシュレス決済における手数料等の処理に係る条例改正です。  本年度、キャッシュレス決済については、一部の施設で試験的にQRコードであるJPQRを導入し、利用ニーズの検証を行うとともに、今後、決済頻度既存施設の特性を踏まえながら、必要に応じて導入していくということでした。  国の方針に沿った市の窓口や公共施設キャッシュレス化は、市民にとっては現金を持ち歩かなくても支払いができるなど、利便性の向上につながる取組であり、行政側にとっても現金取扱いの手間の削減など、業務の効率化につながる施策として今後の導入拡大に期待いたします。  次に、議案第74号豊田市旭高原自然活用村条例の一部を改正する条例についてであります。  これまでは、旭高原自然活用村では、厳寒期に入る冬期には給排水施設が低温により凍結することから、冬期に屋外宿泊施設を利用することができませんでした。しかしながら、全国的な冬キャンプ人気の高まりや旭高原への問合せ状況などから、冬期においても一定の需要が見込めると判断し、凍結防止対策等を講じたことで年間を通して利用できるようになりました。  今回の施設改修で、バンガローに代わり新設するキャンプデッキは、テントを設置した上でデッキ上で炊事や食事等も楽しめる広さとなっており、利用者の好みに応じて多様な楽しみ方を提供できるということでした。  また、WRC開催に伴い、その会場として知名度が向上することが考えられることから、自然に囲まれたキャンプ施設の魅力や季節に応じた体験イベントの実施などにより、新規利用者の増加につながるとともに、本市の中山間地域の魅力的な情報発信につながっていくものと評価いたします。  次に、議案第76号令和4年度豊田市一般会計補正予算についてであります。  まず歳出、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、新型コロナウイルス感染拡大の防止及び感染拡大の影響を受けている地域経済住民生活の支援等を通じた地方創生に資する事業で、地方単独事業国庫補助事業地方負担分に、自由度が高く活用することができる交付金であり、今回の6月補正による交付金は7億400万円余となっています。  内訳としては、新型コロナ経済対策物価高騰を踏まえた支援として計上している給食費据置きによる子育て世帯支援や、生活困窮者中小企業者等への資源の財源として5億2,000万円余を活用し、また当初予算で計上し、今後実施予定の市内飲食店を対象としたキャッシュレスポイント還元事業宿泊事業者等支援事業の財源として1億8,000万円余を活用するということでした。  今後も物価高騰などによる影響は続くものと見込まれることから、さらなる支援策が必要となれば、時機を逸することなく積極的に講じていただくことを強く要望いたします。  次に、議案第86号財産の取得(情報漏えい対策ソフトウェアライセンス)についてであります。  今回、国の情報セキュリティに関するガイドラインが改定され、セキュリティを確保した上でクラウドサービスの活用を推進するモデルが示されたことにより、新しいネットワークを構築することが可能になりました。  現状の本市のネットワークでは、業務系のパソコンとインターネット系のパソコンは別々のネットワークを使用していますが、今回の情報漏えい対策ソフトウエア導入による新しいネットワークの構築により一本化され、全ての業務系パソコンインターネットを利用する環境が整い、今後主流となると言われている便利で安価なクラウドサービスの導入が可能になり、利便性が格段に上がるということです。  また、新しいネットワーク構築には、今年度中に今回の情報漏えい対策ソフトウエアを始めネットワーク機器の購入費や導入費用が必要となるということですが、庁外施設との専用回線を減らすことによりランニングコストを削減でき、数年間のトータルコストでは現在の構成による経費を下回り、経費削減と利便性の向上につながる取組であると評価いたします。  以上、冒頭申し上げましたが、本会議、各委員会、各分科会を通じて、我々自民クラブ議員団は全ての議案に対して賛成の意見とさせていただきます。 ○議長(板垣清志) 16番、吉野英国議員。 ○16番(吉野英国) 私は、市民フォーラムを代表し、本定例会に上程されております全ての議案に賛成の立場で意見を申し上げます。  始めに、議案第68号、議案第69号、議案第71号、議案第73号は関連がありますので一括して意見します。  利用者の多い市の公共施設において、現金を取り扱う窓口にキャッシュレス決済を導入することにより、デジタル社会の潮流に適合し、市民の利便性向上につながることを評価します。引き続きデジタル化への転換を図り、スマート窓口への取組が加速することに期待します。  次に、議案第74号豊田市旭高原自然活用村条例の一部を改正する条例について。  近年のアウトドア需要への対応から利用者の増加を見込み、にぎわいの創出を目的にキャンプデッキの整備を進めることを確認しました。  また、旭高原自然活用村を会場の一部として予定されている世界ラリー選手権は、世界各国へ映像配信されることにより、旭地区の魅力を国内外にPRできる機会となり、地域資源の磨き上げとなることを評価します。  今後は、ツーリズムとよたと連携し、新たな利用者獲得に向けた情報発信に期待します。
     次に、議案第76号令和4年度一般会計補正予算歳入歳出全般より、質疑を通じて新型コロナウイルス感染症による影響の長期化や昨今の物価高騰への対応として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの活用により、給食費据置きによる子育て世帯支援生活困窮者、中小企業等への支援であることを確認しました。国や県への施策では対応し切れない分野へ市として早急に支援することを評価します。  今後も国の補助金を最大限に活用し、社会情勢に合わせた迅速な市民への支援となる取組に期待します。  次に、歳入16款2項1目総務費国庫補助金、デジタル田園都市国家構想推進交付金について、国の公募によりデジタル技術を活用した事業の実施に要する費用に充てるために交付金を受けるもので、市役所のスマート窓口化やデジタルドリルの導入など、本市が優れた事業提案や十分な事前準備を通じて交付金の獲得につなげたことを評価します。  これにより、デジタル技術の実装が進展し、地域の課題解決や魅力向上が一層図られることを期待します。  次に、歳出7款1項6目1観光まちづくり推進費について。  質疑で、ジブリパークや大河ドラマに関して近隣施設への来訪者状況の調査結果より、本市に与える影響の高さを確認しました。テーマパークやドラマのコンセプトと整合する本市の地域資源を効果的に活用できる取組であると評価します。  今後も世界ラリー選手権を始め、あらゆる地域資源を生かした積極的な来訪の取組を図ることで、本市のにぎわいにつながることを期待します。  次に、議案第77号令和4年度豊田市介護保険事業特別会計補正予算の介護認定審査会事務費についてであります。  タブレット及び認定審査会システムを導入することで、介護職員等の移動時間を短縮し、高齢者の相談対応や介護保険サービス利用者と接する時間を増やすことにより、介護職員の負担軽減や人材不足の解消につながることを評価します。  今後さらなるデジタル化を進め、より一層の改善につながることを期待します。  最後に、本市を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症に加え物価高騰などにより、産業や市民の生活そのものに大きな影響を与えています。  今後は、市内経済の循環に対して、ウイズコロナに向けた感染症予防や社会経済活動の支援を官民一体となって強化していくとともに、脱炭素やデジタル化への諸課題により一層取り組むことを期待しまして、6月市議会定例会に上程されました全ての議案に対して賛成の意見を申し上げ、討論を終わります。 ○議長(板垣清志) 12番、大石智里議員。 ○12番(大石智里) 私は、公明党豊田市議団を代表し、本定例会に上程されています全ての議案に対して賛成の立場で討論を行います。  始めに、議案第68号豊田地域文化広場条例の一部を改正する条例を始め、議案第69号、議案第71号、議案第73号については関連がありますので、一括して申し上げます。  今回の改正により、クレジットカードや携帯端末等を用いた電子決済が利用可能となり、現金を取り扱う公共施設の窓口のキャッシュレス化が大きく進むことを評価します。  また、これまでは交流館において予約のみにとどまっていた行かない窓口が、今回の条例改正により真の行かない窓口の実現となることを高く評価いたします。  今後は、これらの施設での効果を検証しつつ、導入が必要な窓口への早期整備完了に期待します。  次に、議案第76号令和4年度豊田市一般会計補正予算のうち、生活困窮者仕事と住まいの一体支援補助金について申し上げます。  この事業は、国会において公明党が強く主張し実現した新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のうち、コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分を活用し実施されるものであり、コロナ禍や今般の物価高騰の影響による生活者や事業者の負担を本市の実情に合わせ軽減するため、生活に困窮する方々の生活支援の取組を、市独自の事業として実施することを評価します。  この事業を活用することにより、生活困窮者への雇用機会の拡大と継続的な雇用、そして安定的な住居の確保が期待できる上、雇入れ後6か月間は毎月、勤務状況報告書を自立相談支援機関に提出することとしており、勤務状況を把握しながら、伴走支援など生活に困窮する方々へのきめ細やかな支援を実施することを高く評価します。  最後に、議案第77号令和4年度豊田市介護保険事業特別会計補正予算の介護認定審査会事務費について申し上げます。  デジタル田園都市国家構想推進交付金を活用して、介護認定審査会のデジタル化を進めることにより、介護認定審査会の効率的な運営が可能となります。超高齢社会が本市でも進んでおり、高齢者の暮らしを支える人材の確保が厳しい状況にある中、審査会の効率化により生み出した時間を高齢者等の相談対応や訪問診療、介護保険サービス利用者等と接する時間等に充て、より安心して暮らすことができるまちの実現が期待できることを評価します。  以上、公明党豊田市議団として全議案に対して賛成を表明し、議員の皆様の賛同をお願いして、討論とさせていただきます。 ○議長(板垣清志) 36番、岡田耕一議員。 ○36番(岡田耕一) 私は、今6月市議会定例会に上程されている全ての議案に賛成いたします。  そこで、通告に従い、大きくは5議案について賛成の討論を行います。  まずは議案第68号豊田地域文化広場条例の一部を改正する条例を始め、議案第69号、議案第71号、議案第73号につきましては、関連がございますので一括して賛成の討論を行います。  本議案は、各公共施設においてキャッシュレス決済の推進を図ることにより、市民の利便性の向上と現金を取り扱う職員の業務の負担軽減につながることを評価し賛成いたします。  次に、議案第74号豊田市旭高原自然活用村条例の一部を改正する条例についてであります。  本議案は、私が所属する地域生活委員会の付託議案であり、本委員会における採決におきまして、私はキャンプデッキの整備が市民にとって有益だと理解し期待するが、手続論として大きな問題があり、現時点における質疑に対する答弁では疑義解明につながらず、賛成しかねるとの趣旨の意見を申し上げ反対をいたしました。その点につきまして、改めて述べさせていただきます。  本議案は、旭高原自然活用村の施設の一部であるバンガローを廃止し、キャンプデッキを改めて整備するものであります。豊田市議会としては、これらを含む令和4年度一般会計予算に賛成し可決はしましたが、その再整備の時期・工事そのものを無条件に認めたものではございません。にもかかわらず、条例記載事項であるバンガローについて、市議会の議決を経ることなく6月市議会定例会開会前には解体工事が着手されており、私が現地を訪れました6月12日には全9棟が完全に解体撤去され、再利用される基礎以外跡形もない状況でありました。  しかも、委員会答弁で明らかになりましたのは、現地の解体撤去を含む工事は本年5月10日からの工事となっているにもかかわらず、5月15日までの予約ができたのであります。これでは利用者の安全確保や満足度の高い市民利用はできないと判断し、委員会における答弁を議案賛否の判断材料とするならば賛成できないとの結論に至りました。皆さん、どう思われますか。  しかし、その後、契約課、法務課、建築整備課、旭支所から私が抱く疑義に対して各種情報・資料の提供を受けました。その結果、現地の解体撤去工事契約については、契約期間はバンガローを予約できる日と重複する期間ではあったものの、特記事項として、資機材持込みも含めた工事着手が5月17日以降になっており、実際の工事は5月23日以降であったことが、その後確認できました。  また、そもそも市議会での決議前に条例に明記されたバンガローを実務として解体していいのかとの疑義に関しましては、不適切な行為のスケジュールであり、今後こうした取扱いは見直すべきと言わざるを得ないものの、市職員の職務遂行のバイブルとして活用されている地方財政実務提要の解釈に沿っての対応であり、直ちに違法とは言えず、キャンプデッキ整備による雇用の維持や地域経済への貢献等の効果を総合的に勘案し賛成できるとの考えに至りました。  以上で、議案第74号に対する賛成の討論といたします。  次は、議案第76号及び議案第95号の令和4年度豊田市一般会計補正予算について申し上げます。  主に以下3点について評価し、賛成いたします。  1点目、歳出3款及び10款の学校・こども園の給食費の対応については、物価高騰分は保護者転嫁しない、給食の質を確保する財源として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するとの方針を掲げ、給食費を据え置く点。  2点目、歳出7款の2023年、大河ドラマ「どうする家康」やジブリパーク来訪者の本市への誘客を見据えた対応、再生可能エネルギー発電設備等を導入する事業者への補助金を3億円増額する点。  3点目、歳出6款の明治用水受益地農家支援給付金については、愛知県として明治用水頭首工漏水緊急対策水稲営農支援事業費補助金を創設されましたが、本市としても多額ではないものの、明治用水頭首工の大規模漏水により営農に不安を抱える農家の皆さんを支援する給付である点、これらを含む本補正予算を高く評価し、賛成いたします。  次に、議案第79号工事請負契約の締結について(豊田市立市木小学校施設保全改修工事)を始め議案第80号から議案第84号までにつきましては関連がございますので、一括して賛成の討論を行います。合わせて16億6,300万円余の改修工事費のうち、3億8,500万円余の補助金を活用し、学校施設の安全安心を確保し、学習環境の改善及び省エネルギー化を図る本改修工事を評価し、賛成いたします。  最後に、議案第90号財産の取得について(高規格救急自動車)を始め議案第91号から議案第93号までにつきましては、関連がございますので一括して賛成の討論を行います。  各議案は、各消防署所に配備される救急自動車や消防車両であり、使用状況、走行距離、各種装備品の老朽化等を勘案し、適切な更新であると理解いたします。  また、財源としては、緊急消防援助隊設備整備費補助金や財政負担の平準化と民間等の資金よりも利子が低く抑えられる過疎債を活用されることも評価いたします。  そして、リモートコントロール式の消火・排煙車については、排煙電源車から変更することで、車両の小型化により工場や大規模倉庫内の狭隘な場所での活動や、遠隔操作による危険区域内への進入が可能になり、放水や送風を行いながらの移動や障害物を排除することができるブレードの活用により、有効な位置での消化・排煙活動が期待されます。これらを高く評価し賛成いたします。  以上で、全ての討論といたします。議員各位の賛同を期待します。            (発言する者あり) ○議長(板垣清志) お静かにお願いいたします。  この件につきましては、一度常任委員会で反対され、本議会で賛成という過去にそういう例があったのかないのか、またルールをいろいろと調べさせていただきまして、どの規約に当てはまるのか、議会を混乱させたことになるのかならないのか、一度事務局としっかりルールを調べさせていただき、また議会運営委員長を始め各派の代表の方々の意見を聞きながら判断させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(板垣清志) 11番、中島竜二議員。 ○11番(中島竜二) 私は、心が聴こえる市政の会として本定例会に上程されました全ての議案に対して、賛成の立場で討論させていただきます。  始めに、議案第68号、議案第69号、議案第71号及び議案第73号については関連がございますので、一括して討論いたします。  豊田地域文化広場を始め豊田市美術館、スカイホール豊田など、一部の公共施設の窓口におけるキャッシュレス決済の導入について、利用者の利便性の向上につながる必要な取組だと確認できます。現金を取り扱う窓口のある市内の全ての公共施設へのキャッシュレス決済の導入が進むことを期待し賛成といたします。  続いて、議案第74号についてです。  長い間、多くの方に利用されてきた旭高原元気村のバンガローが老朽化したため、バンガローエリアの再整備を実施し、新たにキャンプデッキができることで利用者数の増加及び利用者満足度の向上につながり、また世界ラリー選手権をきっかけとして旭高原の魅力が発信され、地域経済の活性化につながることを期待し賛成といたします。  続いて、議案第76号についてです。  まずは、こども園や小中学校における物価高騰等に係る給食費の対応に関する補正予算について討論いたします。  コロナ禍などの影響により物価が高騰している中、食材料費上昇分を公費で賄うのは、子育て世帯の経済的負担軽減の観点から評価できます。  また、公費で賄うだけではなく、献立の工夫、加工品を減らして原材料から調理、これまでも同様に国産食材を極力使用するなど、物価上昇への対応を実施した上で給食の質を確保することも理解できました。  続いて、生活困窮者を対象とした仕事と住まいの一体支援費補助金の新設に関する補正予算についてです。  先ほどと同じくコロナ禍及び物価高騰の影響により、就労及び住居が不安定な状態にある生活困窮者への雇用機会の拡大及び継続的な雇用、そして安定的な住居の確保を目的とし、補助対象となる事業者への支援を実施することは、安定的な生活を保障する必要な取組であると理解できました。  以上のことから、今回の一般会計補正予算について賛成といたします。  最後に、議案第94号についてです。  プロジェクターとワゴン等がセットになった事業用ICTカートの購入について、従来のプロジェクターのランプ寿命が3年ほどだったため、これまでリースで整備されてきましたが、新たに整備するプロジェクターは寿命10年以上のレーザー光源を採用するため、リースよりも購入したほうがコスト削減につながると理解できました。ICTカートをうまく活用し、子どもたちの学習意欲の向上を期待し賛成といたします。  以上、冒頭申し上げましたとおり、全ての議案に対して賛成の討論といたします。 ○議長(板垣清志) 以上で討論を終わります。  これより採決します。  始めに、議案第65号から議案第85号までについて採決いたします。  議案第65号から議案第85号までについては、各委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(板垣清志) 挙手全員です。  よって、議案第65号から議案第85号までについては、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第86号について採決いたします。  議案第86号については、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 多数〕 ○議長(板垣清志) 挙手多数です。  よって、議案第86号については、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第87号から議案第95号までについて採決いたします。  議案第87号から議案第95号までについては、各委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(板垣清志) 挙手全員です。  よって、議案第87号から議案第95号までについては、原案のとおり可決されました。    ◎同意第4号について ○議長(板垣清志) 日程第3、同意第4号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。  同意第4号について、説明者、太田市長。 ○市長(太田稔彦) 同意第4号人権擁護委員の推薦についてでございます。  人権擁護委員29名のうち令和4年9月30日をもって4名の委員が任期満了となられます。また、令和4年9月30日をもって2名の委員が退任されます。  よって、再度、倉地雅博さん、後藤康仁さん、堀 隆昭さん、水谷雅子さんの4名を、新たに今西モト子さん、野場能子さんの2名を人権擁護委員として推薦したいので、提案させていただくものです。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(板垣清志) 以上で説明が終わりました。  ただいまの説明に対し御意見はありませんか。           〔「進行」の声起こる〕 ○議長(板垣清志) 御意見ないようですので、採決します。  お諮りします。  同意第4号については、市長提案のとおり推薦することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(板垣清志) 挙手全員です。  よって、同意第4号については、今西モト子さん、倉地雅博さん、後藤康仁さん、野場能子さん、堀 隆昭さん、水谷雅子さんの推薦について、同意することに決定いたしました。
       ◎議員提出意見書第2号及び議員提出意見書第3号について ○議長(板垣清志) 日程第4、議員提出意見書第2号地方財政の充実・強化を求める意見書(案)及び議員提出意見書第3号シルバー人材センターに対する支援を求める意見書(案)が提出され、所定の賛成者がありますので、これを議題といたします。  始めに、議員提出意見書第2号について、説明者、岩田 淳議員。 ○23番(岩田 淳) 意見書(案)が皆様のお手元に配付されております。これを朗読させていただきまして、提案説明に代えさせていただきます。  議員提出意見第2号地方財政の充実・強化を求める意見書(案)  新型コロナウイルス感染症の拡大により発生した新たな行政需要に対し、国の指針に沿った適切な対応が地方自治体に求められている。  また、ロシアのウクライナ侵攻による世界情勢の不安定な状況が地方財政に与える影響は計り知れない。  現在、我が国が直面している少子・高齢化の進展により社会保障への対応、子育て支援策の充実、地域交通の維持・確保など、従来からの行政需要も高まりを見せている。加えて、大規模自然災害やインフラ施設の老朽化を踏まえた国土強靭化やデジタル・ガバメント、さらには、持続的な経済成長への対応も急務である。  このような社会の動向を受け、人材不足の深刻化、市税の減少、増大する行政需要には多額の費用がかかるため、地方財政の財源は2023年度以降、十分に確保できるのか大きな不安が残されている。  このため、2023年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、このような経済への影響を鑑み、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を目指すよう、下記事項について特段の措置を講じられるよう強く要望する。  1 社会保障、感染症対策、防災・減災対策、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、持続的な経済成長を促すよう、地方の財源の充実を図ること。  2 新型コロナウイルス感染症の実態に即した行動方針を定め、経済活性化に必要な財源措置を図ること。  3 激甚化、頻発化する自然災害に屈しない強靭な国土づくりに向け、防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策の強力な推進に必要な財源を安定的に確保するとともに、災害発生時における迅速かつ円滑な復旧を支援するTEC-FORCE等の災害対応力の強化のための人員体制の充実を図ること。  4 デジタル・ガバメントにおける自治体業務システムの標準化については、より完成度の高いシステムを構築するとともに、自治体の実情を踏まえ、一定のカスタマイズを可能とするなど柔軟に対応すること。  また、地域経済の活性化に向け、市内企業のデジタル化の支援やデジタル人材の育成につながる必要な財源措置を図ること。  5 カーボンニュートラルに向けた地方自治体の取組を支援し、目標の達成と産業振興につながる財政措置を図ること。  6 森林環境譲与税の譲与基準については、地方自治体と協議を行い、林業需要の高い自治体への譲与額の増額等の見直しを行うこと。  7 国際的に原油価格や原材料費の上昇が続く中、石油製品や食料品の物価上昇に対して地方自治体の健全な財政運営のために必要な財政措置を図ること。  8 矢作川明治用水頭首工の大規模漏水に対し、原因の究明と適切な恒久対策を早期に講じるとともに、被害を受けた用水利用者に適切な救済支援を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和4年6月29日 豊田市議会  以上、全議員の賛同をお願いし、提案説明とさせていただきます。 ○議長(板垣清志) 続いて、議員提出意見書第3号について、説明者、吉野英国議員。 ○16番(吉野英国) 意見書(案)が皆様のお手元に配付されておりますので、これを朗読させていただきまして、提案説明に代えさせていただきます。  議員提出意見書第3号シルバー人材センターに対する支援を求める意見書 (案)  シルバー人材センターは、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき設立された団体であり、会員である高齢者に就業機会を提供することで、生きがいのある生活の実現や地域社会の活性化に貢献するなど、重要な役割を担っている。  豊田市シルバー人材センターにおいても、2019年度から2024年度の6年間の第3次基本計画に基づき、地域社会とのつながりを大切にし、健康で意欲のある高齢者がいつまでも安心して就労できる環境を実現するため、計画を推進しているところである。  こうした中、令和5年10月から消費税におけるインボイス制度が導入されることに伴い、シルバー人材センターにおいては、就業の対価として会員に支払う配分金について、その消費税相当額を新たに負担する必要が生じている。  しかしながら、シルバー人材センターは、収支相償を運営の原則としており、新たな負担の財源はないことから、事業運営の深刻な影響が懸念されている。よって、国におかれては、消費税におけるインボイス制度の導入後も、シルバー人材センターが安定的な事業運営を継続し、その社会的役割を十分に担っていけるよう、シルバー人材センターに対する支援を図られることを強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和4年6月29日 豊田市議会  以上、全議員の賛同をお願いし、提案説明とさせていただきます。 ○議長(板垣清志) 以上で説明が終わりました。  続いて、質疑に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、以上で質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議員提出意見書第2号及び議員提出意見書第3号については、豊田市議会会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(板垣清志) 挙手全員です。  よって、議員提出意見書第2号及び議員提出意見書第3号の委員会付託は省略することに決定しました。  これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、以上で討論を終わります。  これより採決します。  議員提出意見書第2号及び議員提出意見書第3号については、原案のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。             〔挙手 全員〕 ○議長(板垣清志) 挙手全員です。  よって、議員提出意見書第2号及び議員提出意見書第3号については、原案のとおり可決し、地方自治法第99条の規定により意見書として関係機関へ提出することに決定しました。    ◎閉会宣告 ○議長(板垣清志) 以上で本日の議事日程は終了し、本会議に付託されました案件全てを議了しました。  よって会議を閉じ、令和4年6月豊田市議会定例会を閉会といたします。                         散会 午前11時33分 ○議長(板垣清志) 市長、挨拶をお願いします。 ○市長(太田稔彦) 令和4年6月市議会定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。  先ほどは提案させていただきました全ての案件につきまして、御決定をいただきましたことに深く感謝申し上げます。  さて、去る6月16日、明治用水頭首工の大規模漏水に関し、一刻も早い利用者の支援・救済と、漏水の抜本的な解決に向け、西三河9市1町の市長・町長が出席し、東海農政局及び愛知県に対し緊急要請を行いました。  今後も地元農業や工業、事業者の皆様、加えて地域住民の皆様の立場に立った情報収集や対応を図るとともに、国や県に対し働きかけを行ってまいります。  また、7月11日から20日まで夏の交通安全市民運動が展開されます。本市におきましては、今年に入り6名もの尊い命が交通事故により失われている状況でございます。議員そして市民の皆様には、より一層、交通安全に対する意識を高めていただきますようお願い申し上げます。  最後になりますが、記録的に早い梅雨明けとなり、厳しい暑さが続いております。熱中症に対して、これまで以上に備えていただきますよう重ねてお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(板垣清志) 本日、ここに令和4年6月豊田市議会定例会を閉じるに当たり、一言挨拶を申し上げます。  会期中におきます議員各位の活発な御審議によりまして、本定例会に提出されました案件全てを議了し、ここに閉会することができましたことに心からお礼を申し上げます。  本定例会においては、各常任委員会の中で、令和4年度における執行部各部門の重点目標の説明を受けました。いずれの重点取組項目も、将来を見据え、今後の本市の着実な発展と安全安心なまちづくりのために欠くことのできない施策であると受け止めました。  執行部におかれましては、それらの取組項目を中心に各部門で着実な取組をお願いいたします。  さて、7月10日には参議院議員選挙が行われます。新型コロナウイルス感染症の影響の長期化、ウクライナ情勢を受けた資源高騰や急速な円安による物価高騰への対策など、市民生活に影響を与える争点も見えてまいりました。  今後どのような政策が打ち出されるのか、執行部、議会ともに国政の動向を注視しながら、市民の皆様方の安全安心な暮らしのために、引き続き努力をしていきたいと考えております。  これから暑さが厳しい時期になります。議員各位、そして市長を始め執行部の皆様方には、健康に御留意され、ますます御活躍されますことを御祈念いたしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   令和4年6月29日            豊田市議会議長  板 垣 清 志            豊田市議会議員  宮 本 剛 志            豊田市議会議員  太 田 博 康...